micro:bit V1とV2の違いをレビューしました

2026年6月10日

はじめに

「micro:bit V2が発売されたけれど、V1から具体的に何が変わったのか気になる」——そう思ったことはないでしょうか。仕様表を見ても、実際の見た目や使い勝手にどう影響するのかは分かりにくいものです。本記事では、最近入手したmicro:bit V2を手元のV1と並べて比較し、外観・機能・価格の3つの観点から違いをレビューします。

これからmicro:bitを購入する方や、V1からV2への買い替えを検討している方の参考になれば幸いです。

micro:bit V1とV2の3つの違い

V1とV2の違いを、外観機能価格の3つの観点で見ていきます。

1. 外観の違い(表面・裏面)

課題:仕様表だけでは外観のどこが変わったのか分かりにくい。
解決策:V1とV2を実際に並べて、表面・裏面それぞれを比較する。

まずは表面の比較です。

micro:bit V1とV2の表面の比較写真

変更されていないこと

  • Aボタン、Bボタンと25個のLED

変更点

  • ロゴのタッチが検出できるように
  • (写真では分かりづらいですが)マイクのLEDが追加
  • 表面に光沢がなくなり、少し高級感が出た?
micro:bit表面のロゴタッチ部分とマイクLEDの拡大比較

次は裏面です。

micro:bit V1とV2の裏面の比較写真

変更されていないこと

  • 特になし…?

変更点

  • スピーカーが追加!
  • 部品点数やロゴ位置、QRコードの位置
micro:bit裏面のスピーカーや部品配置の拡大比較

2. 機能面の違い(マイク・スピーカー・ロゴタッチ)

課題:V2で追加されたセンサー類が、実際にどんなプログラムで使えるのか分かりにくい。
解決策:追加された3つの機能(マイク・スピーカー・ロゴタッチ)を、MakeCodeのブロックとあわせて確認する。

機能面での主な変更点は以下の3つです。

  • マイクの追加
  • スピーカーの追加
  • ロゴタッチの追加

マイクが追加されたことにより、micro:bitのマイクで音を拾ったときに何かのアクションを起こせるようになりました。残念ながら、拾った音が何の音なのかを判定したり、録音・再生したりする機能はありません。

マイクで音を検出したときの処理を設定するMakeCodeブロック

スピーカーが追加されたことにより、外付けのスピーカーなしでも音楽を鳴らせるようになりました。ドレミファソラシドの音階を自由に設定できるほか、テンポや音量も変更できます。

スピーカーで音を鳴らすMakeCodeブロックの例
音階・テンポ・音量を設定するMakeCodeブロックの一覧

ロゴのタッチ検出機能が追加されたことにより、新たなプログラムのトリガーとして利用できるようになりました。検出の種類は「押された」「離された」「タッチされた」「長押しされた」の4種類で、これまでよりも幅のあるプログラムが書けるようになりました。

ロゴタッチで検出できる4種類のイベント(押された・離された・タッチされた・長押しされた)を示すMakeCodeブロック

3. 価格の違い(2021年4月時点)

課題:機能が増えた分、V2の方が価格は高くなっていそうなイメージがある。
解決策:実際の価格を比較し、コストパフォーマンスを確認する。

今からV1を手に入れたいと思うことは少ないと思いますが、V2がリリースされてからV1は入手しづらくなっています。価格は購入する店舗によって多少異なりますが、2021年4月時点では以下のような価格帯でした。

  • V1:2,160円程度
  • V2:1,705円程度

機能が増えているにもかかわらずV2の方が価格も安い、という結果でした。価格は変動しますので、購入時には最新の価格を確認してください。

まとめ:これからmicro:bitを選ぶならV2がおすすめな理由

本記事で紹介したV1とV2の違いをまとめます。

  • 外観:表面はロゴタッチ・マイクLEDが追加され光沢がなくなった。裏面はスピーカーが追加された
  • 機能:マイク・スピーカー・ロゴタッチが新たに使えるようになり、プログラムの幅が広がった
  • 価格:機能が増えたにもかかわらず、V2の方が安価だった(2021年4月時点)

V1を持っていてV2は持っていない方や、これから購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。