AWS Skill Builderで出来ることとAWSの無料テスト(模擬試験)にアクセスする方法を説明する
はじめに
本記事ではAWSが提供する模擬試験へのアクセス方法について説明します。以前はAWSのテスト合格することによってAWSから無料アクセスのクーポンがもらえたようなのですが、現在(2021/12/28時点)では全てが無料公開されています。
AWS公式のテストサイトを見ても、Skill Builderからテストにアクセスできます、と記載がありますが、そもそもSkill Builderって何でしょうか、という方向けの記事となります。
実施内容
Skill Builderへのアクセス
まずは以下のリンクからSkill Builderのページに移動しましょう。(私の場合は実際の初回アクセスが少し前だったので記憶が定かでないのですが)初回のアクセスの際にはアカウントの登録が必要だったかと思います。
https://explore.skillbuilder.aws/learn
実際のSkill Builderの画面がこちらのようになります。マイコースには学習を開始したコンテンツが表示され、画面の下に表示されている検索ボックスから実施可能なトレーニングコースを検索することも出来るようになっています。
Skill Builderで出来ること
私はSysOpsアドミニストレータの試験を受験予定だったので、まずはSystem Operator Learning Planを選択し、その中の講義をいくつか受講してみました。System Operator Learning Planの場合は以下のように講義が分割されており、時間のある時にどんどん学習を進められるようになっています。
講義の中身はビデオによる説明パートとアンケートという2部構成になっています。
講義による説明パートについては以下に率直な感想を記載すると:
- 講義(講師)により説明と英語の聞き取りやすさが少し異なります。(これは英語力にも依りますが。。)
- 字幕を付けられますが、いくつか字幕の表示されない講義もあったように思います。
- 講師によりプレゼンの方法が異なります。
- デモの動画があったりなかったりします。
- あくまでサービス概要を説明する内容となっており、資格受験の対策としては弱い
- ただし、タイトルを見て内容が想像出来ないようなら受講すべき
という感じでしょうか。
アンケートは講義毎に毎回同じものが表示されますが、毎回20近い質問が繰り返されますので、講義としての5段階評価を付けた後は全てスキップしても完了とすることが可能です。
個人的には英語の勉強にもなりますし、それぞれのサービスについて非常に丁寧に説明してくれるので理解は進みます。ただし、資格受験向けかというと、知識の詰め込みが基本なのでクラウドプラクティショナーを目指す方向けかな、と思います。(こちらは個人の感想とさせて下さい)
ここから無料テスト(模擬試験)へのアクセス方法について説明します。
無料テスト(模擬試験)へのアクセス
コースの一覧から「Official Practice」と検索することで無料テストを見つけることが出来ます。コース名が「AWS Certification Official Practice Question Sets」となっていることにご注意下さい。私にはこれが中々見つけられませんでした。
こちらのコースではアンケートが用意されておらず、BenchPrepというSkill Builderとは別のサイトへの案内が行われますので、こちらの案内に従ってBenchPrepに移動し、アカウントの作成を行って下さい。
初回の方は上記の指示に従ってRedeem Access Codeを選択して登録を進めて下さい。
ログインが完了するとテストの一覧が表示されるようになりますので、、、後は説明不要かと思います。存分に模擬試験を受けて頂ければと思います。
尚、模擬試験は20問のみですが、難易度は少し優しめに設定されているように思います。私はSysOpsアドミニストレータ・アソシエイトの受験前にこの模擬試験を受験し、20問中17問正解という結果でしたが、本番試験では見事に落ちました。
ただ、こちらの模擬試験では選択した解答がなぜ誤りなのか、というところまで解説してもらえる内容になっておりますので、事前に受けておかない理由がありません。
以上、AWSの無料テスト(模擬試験)のアクセス方法について説明しました。
さいごに
本記事ではAWS Skill Builderで出来ること、無料テスト(模擬試験)へのアクセス方法について説明を致しました。こちらの記事がこれから模擬試験を受けられる方の一助になれば幸いです。ではまた。
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