【無料で出来る】【ローコード】自宅の温度データのモニタリングアプリを作成する

はじめに

本記事ではmicro:bit(マイクロビット)、Raspberry Pi(ラズベリーパイ)、Google SpreadSheet、Glideというデバイス、アプリ、ツールを使って自宅の温度モニタリングアプリの作成方法の概要について説明します。

それぞれのパーツの詳細については別途記事にする予定です。

概要

以下のように各ブロックで機能の作りこみを行います。


マイクロビット

温度・照度データをBLEのビーコンに乗せて、ラズベリーパイに送信します。

ラズベリーパイ

マイクロビットからBLEビーコンのデータを受信し、Node-REDを使って、必要な温度・照度データを取り出し、Google SpreadSheetへの書き込みを行います。

Google SpreadSheet

シートの作成と権限の設定を行うのみです。

Glide Application

Glideはプログラミングを知らなくても簡単にアプリケーションを作成できる、ノーコードと呼ばれるツールです。Google SpreadSheetを参照して、温度・照度データが参照できるように画面の作成を行います。

出来たもの

こちらがGlideを使って室内の温度を見える化したアプリケーションとなります。どうでしょうか?

ここでポイントとなるのは、ここまでほとんどプログラミングが入っていないことです。Node-REDでBLEビーコンの情報を抜き出すためにJavascriptを書いている箇所もありますが、せいぜい10行-30行程度のものです。立派にローコードと呼ばれる範囲での温度見える化アプリケーションと言えるかと思います!

別のノーコードアプリケーションを試してみる

Google AppSheetで同じように温度管理のアプリケーションを作成してみました。こちらはデータから線グラフを描画することも可能でした。

うん、かなり良い感じだと思います!

最後に

無料のツールやアプリを使って温度データのモニタリングアプリケーションを作成してみました。ラズパイ、マイクロビットの購入費用がかかりますが、こんなに簡単に出来てしまうものなんです。

皆さんも是非、トライしてみてください。